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創り主なる神

 

 

 新年になると創世記を読むときが多くなる。年の初めにあたって世界の初めに心が向くからかもしれない。昨年、太陽系からすべての星が高速度で遠ざかっている事実を知った。この宇宙が膨張しているということだが、すべての星が遠ざかっているのは私たちの住んでいるこの太陽系が宇宙の中心だということである。聖書を読むと太陽・月・星は、地球のために造られたことがわかる。そして、その地球は人の住むところに造られた、つまり私たちのために造られたのである。太陽との距離の微妙なコントロールは北極南極と、赤道の温度差、いや、この同じ日本でも冬と夏の山陽小野田市でも実感する。あらゆるものが絶妙な造り主の調整の下にある。初めに神様が創られたた世界は「非常に良かった」(創1:31)のである。しかし、その世界は人の罪のために苦しく悲しいものに変質してしまったが、主は定められた時に救い主を遣わしてくださり、主の創造される新しい世界(天国)に住まわせる新しい人をつくろうとされた。それが、クリスチャンである。創り主なる神様との親子関係を回復させられた神の子クリスチャンは、神の国と神の義をまず第一に求めれば、その他の必要はすべて与えられることになっている。(マタイ6:32、33)それ故、救い主イエス様を信じることによって与えられるこの特権(神の子に新生し、この世における守りと勝利が約束されていること、そして天国の世継ぎになること)を北はグリンランドの氷山の地から南アフリカの砂原まで宣べ伝えなければならない。今も私たちのまわりの足もとから「助けてくれ」の叫び声が聞こえてきているように思われる。

 

 

『私は、山に向かって目を上げる。私の助けは、どこから来るのだろうか。私の助けは、天地を造られた主から来る。』 (詩編121:1)

 

(2015年1月11日)

 

 

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