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山口市はクリスマス市
「12月、山口市はクリスマス市になる。」これは、山口市の市庁内にあるパンフレットの見出しである。中身はJALやSLのクリスマス特便やコンサートはじめ色々な12月のイベントが紹介されている。「山口市はクリスマス市」のタイトルの由来は室町時代、守護として山口を中心に治めていた大内氏の第31代当主大内義隆が日本ではじめてキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルを山口の地に受け入れた事による。そして翌年の1552年旧暦12月9日(西暦12月24日)山口の地でイエス・キリストの降誕祭が行われた。これが日本で初めてクリスマスが祝われた日と記録されている。何年か前、韓国から聖市化運動のクリスチャンたちがめぐみ教会へ来訪されたことがある。聖市化運動とは韓国にリバイバルが進み、人口の30%程がクリスチャンになった結果、彼らが住んでいる市全体をキリストの聖市にしようとする市民運動のことである。その一つの「冬のソナタ」のロケ地で有名なチュンチョン市を以前訪問した時、学校から病院から警察署から留置所に至るまで、みことばが掲げられてあり、すごいなと感動したものである。
さて、めぐみ教会に来られた十数名のメンバーは韓国では裁判長をしている二人、大統領の顧問弁護士、会社の社長・・・等であった。彼らがまるで聖歌隊のように一列に並んで会堂で賛美してくれた。思えばザビエルが山口で伝道した時、約2ヶ月で500人が信者となり、次の大内義長の時代には2,000人に及んだと記録されている。当時の人口の数10%に及ぶであろう。驚くべき人数である。私たちも韓国や以前の山口市のように主の時が来て、リバイバルが起こり、本当に山口市がクリスマス市になるように祈ろう。今は後の雨の時代だからである。
『こういうわけですから、兄弟たち。主が来られる時まで耐え忍びなさい。見なさい。農夫は大地の貴重な実りを、秋の雨や春の雨(この日本にリバイバル、そしてあなたの個人的なリバイバル)が降るまで、耐え忍んで待っています。あなたがたも耐え忍びなさい。心を強くしなさい。主の来られるのが近いからです。』 (ヤコブ5:7、8)
(2014年12月14日)
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