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人はきよくなりえるのか
ゲッセマネの園でイエス様は3人の弟子に「わたしは悲しみのあまり花ぬほどです。ここを離れないで、わたしといっしょに目をさましていなさい。」と言われたが、少したって戻って見ると、3回も彼らは眠りこけていた。イエス様はペテロに「あなたがたは、そんなに、1時間でもわたしといっしょに目をさましていることができなかったのか。誘惑に陥らないように目をさまして祈っていなさい。心は燃えていても、肉体は弱いのです。」と言われた。また、パうロは「私は内なる人としては、神の律法を喜んでいるのに、私のからだの中には異なった律法があって、それが私の心の律法に対しで戦いをいどみ、私を、からだの中にある罪の律法のとりこにしているのを見いだすのです(ローマ7:22,23)。」と現在形で書いている。私たちの肉の思い(情欲)と新生した霊の思いとは相反して、いつも戦っているのである。姦淫と不品行は、聖書に「寝床を汚してはいけません。なぜなら、神は不品行な者と姦淫を行なう者とをさばかれるからです(へブル13:4)」と明示されているが、その前にこの世の色んな情報(DVD・ビデオ・雑誌・マンガ、悪い友達からの情報など)で、心が誘惑され、またホッと心が緩んでいる間にこれらのものを見たり聞いたりして心が汚れてしまうのである。聖霊様が気づかせてくださったら、すぐにそれを祈って告白して、イエス様の血で洗ってきれいにしてもらおう。また、何度もしつこく負けるようなら、イエス様の十字架に「私はこのことに死んだ」とつけてしまおう。パウロはそれでいつも勝利していた。
『愛する者たちよ。あなたがたにお勧めします。旅人であり、寄留者であるあなたがたは、たましいに戦いを
いどむ肉の欲を遠ざけなさい。』(Iペテロ 2:11)
『汚れたものに触れないようにせよ。そうすれば、わたしはあなたがたを受け入れる。』(Ⅱコリント6:17b)
(2014年8月17日)
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